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霜華塾 新着情報
2009/11/29 霜華塾 霜華塾についてはこちら
紅葉の鮮やかさが初冬の訪れを誘う
鑑定のテーマは、時代・年期により変化する姿の特徴
鑑定刀に小太刀:古青江の特徴とする澄み肌(墨肌)が顕著現れ、理解ができました。
古青江の在銘は数少なく、出題刀として希少な勉強ができました。
(月光に 映る澄み肌 秋の夜の)

秋の澄みきった天空と月が美しい。
古青江の澄み肌に感じました。
11月鑑定刀
長さ:一尺九寸
種別:小太刀
姿:反りつく
銘:在銘
茎:区おくり
切先:猪の首切っ先
鋩子:小丸にわずか尖り返る
刃文:足逆かかり小沸えでき。刃浸みがある。
鍛え:小杢目に鯰肌現れる
樋彫:二本腰樋
ヒント:刀銘
【答】平成21年10月鑑定刀・・・古青江 弘次
                        
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2009/10/4 霜華塾 霜華塾についてはこちら
国宝・茶室<如庵>
有楽苑にて秋の大茶会の待合の準備している風景。

(咲き誇る 菊一文字 秋の香に)
鑑定刀のテーマ・映り。
映りにも多種有ると事がわかります。
一文字則宗・古青江弘次等の出題刀でした。
前回に、一文字写しの名匠の出題刀と思い浮かべてください。
元来の刀と比較して見ると、違いが分かります。
時代を知るに重要の事です。
10月鑑定刀
長さ:2尺1寸
種別:小太刀
姿:やや細く反りつく
銘:在銘
茎:区おくり
切先:小切っ先
鋩子:小丸に返る
刃文:丁子刃に尖り刃交る。刃浸みがある。
鍛え:小杢目に板目交る。
地:乱れ映り付く
ヒント:刃文に特徴。
【答】平成21年8月鑑定刀・・・武蔵大掾是一
                        
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2009/8/30 霜華塾 霜華塾についてはこちら
鑑定刀のテーマは一文字。
一文字を得意とする刀匠・一派の鑑定刀でした。
江戸石堂・紀州石堂・大阪石堂・福岡石堂・水心子正秀。同じ、一文字写しを得意とする個々の刀匠の特徴の違いが理解できる。
水心子正秀は目指すところは鎌倉期の備前伝を唱えている。名匠は古刀を研究し、挑戦している。
平成21年8月30日は政権交代、実現か、否か
(空蝉よ 飛べるに飛べず 夏終り)
刀匠も古来から政権に敏感に影響され活躍してきた。
統治する者にとっては刀匠は必要不可欠であり、信仰的な面も兼備えていたであろう。
古刀は畿内・都を中心として五ヵ伝があり、以外にも活躍した刀匠がいます。
活躍した所から、統治していた歴的人物を知る事ができ歴史に関心が深まり、刀剣鑑賞と併せて歴史の勉強になり楽しむ事も出来ます。
8月鑑定刀
長さ:2尺4寸
種別:刀
姿:反りなく身幅広く
銘:在銘
茎:生茎
鑢目:勝手下がり 入山型
切先:中切っ先やや延びこごころ
鋩子:直ぐにやや掃きかけ小丸に返る
刃文:丁子に足逆がかり砂流しかかり高低差あり
鍛え:柾目肌
地:地鉄強く
ヒント:備前一文字写しを得意とし代々繁栄する。
【答】平成21年6月鑑定刀・・・肥前国忠吉
                        
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2009/6/7 霜華塾 霜華塾についてはこちら
今回の鑑定刀のテーマは、初代:肥前国 忠吉の終始の作風。

忠吉一人の作とは思えない多様な作刀には秀岸銘から武蔵大掾に至る作品は忠吉、七変化 最上の成す業。
(七変化 ごとく忠吉 武蔵居る)

紫陽花の別名(七変化)。多彩で淡青色・青・淡紫紅色・ピンクに一輪なのに、多彩で多数の花を付けているところから名がついたと言われています。
6振り、初代忠吉。入札回答に万点の方がいました。多様な作風に特徴を良くとらえ、皆さん良い成績でした。
6月鑑定刀
長さ:2尺4寸
種別:刀
姿:反りつく
銘:在銘
茎:生茎
切先:中切っ先やや延びこごころ
鋩子:直ぐに小丸にやや深く返る
刃文:のたれに足入り沸えでき
鍛え:小杢目
地:地沸えが細かくつく
ヒント:鍋島勝茂公の命により京に上る。
【答】平成21年4月鑑定刀・・・備州長船忠光
                        
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2009/4/12 霜華塾 霜華塾についてはこちら
備州長船祐光・宝徳三年
備州長船忠光・明応八年
彦左衛門尉祐定を拝見して備前の特徴の地金・地肌が印象に残る

(春霞 みだれ映りし 水鏡)
鑑定刀テーマは備前刀の室町時代の変貌

室町初期から末期まで200年間に至った備前刀の変貌について。
備前刀の鑑定知識には不可欠です。
歴史的背景が影響しています。
桜の開花には雨が少なく花見日和に恵まれました。
4月鑑定刀
長さ:一尺九寸
種別:脇差
姿:反りあり
銘:在銘
茎:生茎
鋩子:小丸に深く返る
刃文:直刃調に互の目に足入り
鍛え:杢目に柾流れる
地:乱れ映りつく
ヒント:直刃得意とする。後に父と同じ襲名する。
【答】平成21年3月鑑定刀・・・国広
                        
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2009/3/8 霜華塾 霜華塾についてはこちら
鷺鳥・鵜がホテルの池で餌を探し泳いでいました。
嘴は鋭かった。切先にも似ていた。
刀剣に鵜の首造りという名がついた形があります。
首が長く棟からみると良くわかります。
逆に、短く張った切先に猪首切先があります。
猪の首は短い特徴からついた名前です。

(似てもいて 食む嘴は 剣の先)
テーマは切先です。
全体の姿を見る上で大事な見所です。
姿・時代に特徴が現れるのが切先です。
今回も鑑定に必要な本物・偽名の見方を教示していだきました。
刀匠の鏨の特徴を高度な知識を教えていただき、数多くの名刀を扱ってこそご教示していただくことができることと思います。(秘伝)であり、プロでも知らない事もある。
3月鑑定刀
長さ:二尺四寸
種別:刀
姿:大切っ先延びる元先差あまりなし、表片刃
銘:大きく二字銘
茎:生茎
鋩子:直に小丸に返る
彫:生彫:腰二本樋
刃文:直刃匂いに小沸え付く
鍛え:小杢目に柾細かく
地:美しい水影たつ
ヒント:三棟
【答】平成21年1月鑑定刀・・・日州住国広 天正十七年
                        
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2009/1/18 霜華塾 霜華塾についてはこちら
平成21年の新年霜華塾を皆様のご出席をいただきまして開催ができました。
今年も名刀の出会いに期待してください。
鑑定刀は、新年にふさわしく国広・堀川系でした。
国広は国指定の重要文化財と重要美術品に14振り指定されている名刀です。
国広は豊臣秀吉の武器担当者であり国広は神社に奉納をしている事から現存していると説明がありました。
秀吉の命令により国広は朝鮮出兵に同行している。
 
(聚楽の 都はなれて 戦場へ)
天地人位賞
先生から鑑定手帳と袱紗
塾長から大小柄と鍔と目抜

天位賞 120点  
地位賞 115点
人位賞 110点 
努力賞 105点 
短刀 日州住国広 天正十七年
短刀 国広(包丁正宗写し)
刀 国広
刀 国広
刀 (無名)国安
刀 大隅掾藤原正弘
手話の方を交えて、陸軍特別攻撃隊振部隊隊員の講演を聞き入りました。
1月鑑定刀
長さ:一尺二寸
種別:短刀
姿:反りやや深く
銘:出身地
茎:生
鋩子:乱れ込み深く返る
彫:あり
刃文:尖り互の目交る乱れ沸えでき
鍛え:大板目 
地:地景入り 肌立つ
ヒント:水影あり
【答】平成20年11月鑑定刀・・・備前国住長船彦兵衛尉祐定
                        
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