日本刀の購入は古美術刀剣から居合刀を販売する専門店、刀剣春日堂へ

刀剣春日堂
HOME 取扱品 刀剣塾 FAQ 美濃の刀匠と歴史 商品コラム 所在地 お問合せ

霜華塾 新着情報
2010/11/14 霜華塾 霜華塾についてはこちら
鑑定刀のテーマ。11月14日は清麿の命日。
清麿を偲んで、清麿に因んだ刀匠。
1. 脇指:法城寺貞国(重要刀剣)
2. 刀:源 清麿
3. 刀:清人
4. 刀:平 信秀(重要刀剣)
5. 刀:兼乕
入札に時代を外れはなく、
時代の違いが分かるようになりました。

(酔いしれて 醒めて甘露は 秋の水)

※句のエピソード
清麿の地肌には特徴があり、
地景が顕著に現れ、美しい。
お酒好きが高じ名刀匠であるゆえ自らが命を絶った。

11月鑑定刀
長さ:2尺6寸
種別:刀
姿:長寸で元先の差なし重ねあり
銘:在銘 茎長い
茎:生茎
切先:大切先延びる
鋩子:ふくらかれ、乱れ込んで尖り小丸に深く返る
刃文:丁子に互の目に小沸えでき刃明るく良く冴える
鍛え:杢目細かく整う
ヒント:謹王刀・切っ先

【答】
平成22年9月鑑定刀・・・真長
                        
ページTOPへ戻る

2010/9/5 霜華塾 霜華塾についてはこちら
テーマは匂い・沸え

1.短刀・長光(重要刀剣)
2.短刀・包貞:末手掻
3.刀・真長:金象嵌銘(特別重要刀剣)
4.刀・直胤:天保年期(重要刀剣)
1号刀入札には当り、同然:景光の入札が多くあり
3・4号刀の入札は当り・同然多く成績良し。
2号刀の、1の札は当り・同然・通り・イヤの幅の広い札が見られました。
鋩子だけに惑わされた入札もありました。
基本を素直に見ればわかる鑑定刀でした。
刀匠から、それぞれ刃紋の特徴の詳解が有りました。
また、鞘書きを見る機会でもあります。
近年偽物が多く、本物を見る良い機会でもあります。

 

酷暑のあまり少しの陰に涼を求める今日この頃にも関わらず、遠方から出席いただきました。

(夏かなた  彩る日傘   逸る陰)

*句作のエピソード*
女性一行様は、炎天下にホテルをバックに記念撮影に日傘を逸る様子で放していた。

9月鑑定刀
長さ:2尺4寸
種別:刀
姿:やや細身中反り、元先の差なし
銘:金象嵌銘
茎:大磨り上げ無銘
切先:中切先
鋩子:たるみ三作鋩子に小丸に返る
刃文:丁子に小互の目交り・逆足入り、
小沸えでき刃明るく良く冴える
鍛え:杢目に小杢目整い、わずかに映り付く
ヒント:光忠の子

【答】
平成22年7月鑑定刀・・・備前国和気庄住人重助 嘉暦年
                        
ページTOPへ戻る

2010/7/4 霜華塾 霜華塾についてはこちら
テーマは、映りの種類と時代の長さと姿

鑑定刀
1号刀:太刀・備州国和気庄重助(年号) 重美
2号刀:太刀・助国(国分寺) 重美
3号刀:刀 ・備前国住藤原春光(年号) 重要
と他・3振り。
入札鑑定

1号刀の鑑定入札に、景光の札あり20点。
ほかに福岡・片岡一文字15点の入札が多く備前の鎌倉時代の名刀ならの地刃でした。
これを記憶して後代の刃文と比較すると良く分かる。
手話で刀を表現するには、腰に差しいる刀に手を当て抜き差しする姿で表現するようです。

(雨の間に 夏霧煙り 映り立つ)

*句作のエピソード*
岐阜県のほぼ中央に位置する飛騨川、長良川の両河川に挟まれた山間の村です。
標高は中央部平地で海抜375m。
平地をなす和良盆地に向かう道中に、昨日に降った雨が連山から幽邃に霧が立ちあがる様子が「重助」に見る鮮明な乱れ映り付く地刃に見た。
木曽川には大量の水が威勢よく流れていました。

7月鑑定刀
長さ:2尺2寸
種別:太刀
姿:やや細身中反り深く小太刀姿
銘:国銘あり。年号あり
茎:生茎 
切っ先:小切っ先
鋩子:乱れて小丸に返る
刃文:丁子に蛙の子丁子・尖り刃交り・葉・逆足入り、
華やかである
刃小沸えでき明るく良く冴える
鍛え:杢目に乱れ映り鮮明に付く
ヒント:鍛えと刃文。現存が数本と少ない刀匠

【答】
平成22年5月鑑定刀・・・備前国住与三左衛門尉祐定
                        
ページTOPへ戻る

2010/5/9 霜華塾 霜華塾についてはこちら
今年、第3回の霜華塾は五月晴れのなか開催

(誘われて そよぐ青葉 風薫り)

*句作のエピソード*
五月晴れ誘われて散歩していると、薫風に身を任せて揺れていた葉桜は心地よく感じた。
鑑定刀のテーマは備前刀の映り

古刀を鑑賞するには映りの意味を理解することは不可欠、映りには国より異なります。
古刀は幽玄であり刀剣鑑賞力を付けるには欠かせない。
映りは、鮮明に分かる物とそうでない刀剣があり、映りの見かたを指導。
5月鑑定刀
長さ:2尺2寸
種別:刀
姿:反り付きつ鎬地立ち元先幅尋常、身幅あり
銘:長銘 官位
茎:生茎
切っ先:中切っ先
鋩子:乱れて小丸に返る
刃文:五の目丁子に葉・足入り、華やかである匂いでき
鍛え:杢目に乱れ映り鮮明に付く
ヒント:代々世襲する。天文の名匠
【答】平成22年3月鑑定刀・・・(古備前)近房
                        
ページTOPへ戻る
2010/3/28 霜華塾 霜華塾についてはこちら
開花前線七分咲き
名刀鑑賞と桜日和に恵まれ充実した日でした。
薄茶席を設けられ花見が行われていた。
(桜唇に 翆の滴 花見月)
つつじが満開でした。
鑑定刀のテーマは金筋と砂流し
躍動する砂流しは、刀に迫力を与えていた。
太刀・近房 (古備前)
刀・大和守安定
刀・粟田口一竿子忠綱
刀・長運斉綱俊
短刀・細川正義
3月鑑定刀
長さ:2尺4寸
種別:太刀
姿:腰反り
銘:太刀銘
茎:生茎
切っ先:小切っ先
鋩子:小丸に返る
刃文:互の目丁子に葉付き、
蛙の子丁子に重花丁子交え、
小沸えに金筋良く現れ、高低差あり。
鍛え:杢目に乱れ映り鮮明に付き
ヒント:刃文に高低差、刃文・地に特徴あり。
【答】平成22年1月鑑定刀・・・新籐五国光
                        
ページTOPへ戻る

2010/1/17 霜華塾 霜華塾についてはこちら
新年の鑑定刀のテーマは姿と刃
名刀揃いでした

短刀:新籐五国光
太刀:守次
太刀:生無銘:古青江
刀:兼春 年号あり
刀:中曽祢興里入道虎徹
脇差:中曽祢興里入道虎徹
(新雪に 虎の足痕 干支の年)

新年の鑑定刀に今年の干支にふさわしい
中曽祢興里入道虎徹の指の痕と称する特徴、
沸えが白く明るく良く冴えた虎徹を思い
天位賞 100点
地位賞  95点
人位賞  95点
努力賞  90点 85点
 
1月鑑定刀
長さ:八寸
種別:短刀
姿:反りなし
銘:在銘
棟:三つ棟
茎:生茎
鋩子:小丸に留り返るり少し掃きかける
刃文:直刃に小沸えに沸えつく、金筋良く現れる
鍛え:小杢目に柾目、地影現れ、沸え映りつく
彫:なし
ヒント:相州伝
【答】平成21年11月鑑定刀・・・古青江 助次
                        
← 霜華塾新着情報TOP   2009年 霜華塾新着情報 →
ページTOPへ戻る
HOME新着情報取扱品刀剣塾FAQ美濃の刀匠と歴史商品コラム所在地お問合せ
Copyright (c) Touken KASUGADO, All rights reserved.