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霜華塾 新着情報

2018/09/04 霜華塾 霜華塾についてはこちら

今回は関物及び関系統の刀と新々刀の刀を勉強しました。

鑑定刀
1号刀 大磨り上げ無銘 (直江志津)
時代 元先の幅が少ない南北朝大磨上げの姿
地金 肌立ち心、淡く映り心あり
刃紋 浅くのたれ互の目が尖り、帽子掃きかけ
以上の点から直江志津と極められた刀

2号刀 兼則(太刀銘)土佐山内家伝来品
時代 鎌倉末期から応永頃の姿で三つ棟になっている
地金 美濃物らしからぬ地金が抜群であり、一見すると山城物に見え、地斑風の映りが出ている
刃紋 小沸え出来。のたれに互の目が連れて所々尖った互の目がある
姿と映りから応永の備前物とみて、盛光、康光の札が多かった。これは鑑定するのが大変難しい刀であった
3号刀 出羽大掾国路 (裏 可古津る屏)
時代 新刀の志津写しの刀。2寸ほど刷り上がり 、オリジナルは元和、寛永頃の姿
地金 肌立ち心、堀川風の地金
刃紋 互の目に尖り心。帽子が三品帽子
出羽大掾国路は、堀川系であるが三品風でもあり両方の作風を兼ね備えていることを押さえておくこと。
慶長年間は直江志津が流行しこの流行は約30年ほど続いた。

4号刀 銘兼房(短刀)
時代 寸伸びで、幅広く先ぞりが付いていて、室町末期、元亀、天正、文禄の短刀の姿
地金 白け映りが立っている
刃紋 矢筈がかってところ、小沸え出来で刃中に砂流しあり、義助という札あり。
5号刀 長運斎綱俊(銘:米沢住人加藤綱俊造之 裏銘:文政八年七月日)
時代 新々刀の脇差
刃紋 涛瀾刃
新々刀の涛瀾刃はいろいろな刀工がやっているが、涛瀾刃は厳密には大互の目風(水心子、手柄山正繁、市毛徳鄰)と涛瀾乱れ(尾崎助隆、加藤綱俊、綱英)があり、本脇差は涛欄乱れである。尾崎助隆なら乱れの谷がもう少し平になっているはずであり、波紋の匂い口が締まっているところから綱俊である。
 

今回の鑑定会は大変難しい刀が多かったです。

【執筆・塾生:川端友二様】

 
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2018/07/22 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成30年第4回開催 全員出席。
猛暑どころか酷暑が続く日々、くれぐれも体調にはご留意をお願いしたい。

今回は南北朝時代から新々刀までを勉強。

鑑定刀
1号 脇差 信国  
2号 脇差 出羽大掾藤原国路  
3号 脇差 肥後守橘吉次  
4号 脇差 作陽幕下士細川主税佐源正義
天保十二年辛丑八月日
 
5号 次郎太郎直勝
天保七丙申年
 

1号刀は南北朝時代、延文貞治ごろの平脇差、短刀の姿。
備前物への入札があったが、備前の映りとは異なる沸映りに着目し、山城物と見たい。
一の札で当たりはわずか2人。
信国は応永備前を思い浮かべる人が多いが、南北朝時代にもいることを忘れがち。
長谷部、貞宗への入札も見られた。

3号刀は、江戸法城寺一門。
代表格の正弘と見れば合格。
吉次は虎徹に似ているが互の目の違いを覚えておくべし。

5号は見事な彫りから信秀の入札も見られたが直勝などの天保ごろの姿と嘉永以後、清麿一門が活躍する時代との姿の違いを覚えたいと意志があり学ぶ意欲が表れている。
向上していますね。

 

(三伏に  細川拝し  涼とす)
詠み人=瓢戸斎

【句のエピソ−ド】
日々酷暑の中、細川主税佐源正義の作、拝見して冷ややかな固く澄みきった新々刀特有の地肌みて、ふと涼風を感じました。

 
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2018/05/20 霜華塾 霜華塾についてはこちら

五月晴れ、間もなく梅雨入りの季節。 今回は鎌倉期、南北朝期、薩摩刀について学んだ。

鑑定刀
1号 太刀 来国行  
2号 大磨上無銘  二字国俊  
3号 大磨上無銘  左弘安(末左)  
4号 脇指 奥大和守朝臣元平
寛政七卯秋
 
5号 東肥藤原正照 寛政十一年二月日
(伯耆守正幸の弟子)
 

1、2号刀は、備前とは異なる丁子、焼き頭が揃う点などを見て山城物と見たい。
3号刀は、切っ先が伸び、身幅広い南北朝、延文貞治の太刀姿。
兼光、長義などに比べるとやや精妙さに欠ける点などを捉えたい。
5号刀の正照は、伯耆守正幸の弟子で師の正幸と同様の作風。左行秀などと見た入札があった。
正照は滅多に見る機会がないが、薩摩刀の特徴を捉えて正幸と見れば十分。

今回の和歌
(山城の 頭が揃う 丁子焼き 雁股見ゆる 鉾の幟て)
詠み人=瓢戸斎

【句のエピソ−ド】
古雅な太刀・来国行・国俊を拝見して、

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2018/03/25 霜華塾 霜華塾についてはこちら
鑑定刀
1号 肥前国忠吉(重要刀剣)  
2号 肥前国近江大掾藤原忠廣  
3号 肥前国近江大掾藤原忠廣(重要刀剣)  
4号 陸奥守忠吉  
5号 摂州住藤原助広「ソボロ助広」  
6号 仙台国包 明治元年「十三代」  

1号・2号・3号・4号刀は当り、同然ご入札。
5号刀は3名当り、ソボロ助広は希少であり鑑賞する機会はまず少ないことから、体配などから祐定の札有。
6号刀徳勝のご入札もあり。

第2回霜華塾開催日は、暖かく桜の開花3分咲き。
犬山城にも沢山の花見見物でにぎわっていました。

(幽いうと ゆれる夜桜  春の風)

【句のエピソード】
肥前刀(2号刀)の地金(小糠肌)は幽邃で美しかった。
鍋島藩の藩業のお抱え鍛冶です。

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2018/01/28 霜華塾 霜華塾についてはこちら

平成30年第1回。
懇親会を交え、鎌倉期の太刀などの名品を鑑賞。

鑑定刀
1号 太刀 景(以下切) 景秀  
2号 太刀 無銘 (光忠)  
3号 太刀 光忠と銘あり
(長光として重要刀剣指定)
 
4号 太刀 無銘(一文字)前田家伝来  
5号 短刀 □和国藤原貞光(保昌)  

1号は古一文字、古備前の札多し。景秀は光忠弟とも伝わる。鎌倉中期よりやや古い。伊達政宗所持「くろんぼ斬り」が有名だが作風がそれとは異なる。古一文字、古備前の見方も良いが、光忠の初期作として極められれば十分。

2号は前回も鑑定刀として出たが、他の備前物の入札が多かった。

上位3人が90点で同点。入札内容で天位、地位、人位を選定した。講師・霜華塾代表から賞品を贈呈。

今回の和歌
信長も 好みし太刀の 光忠は、寒さ忘るる 地刃の冴えなり  古(いにしえ)の 武士(もののふ)偲ぶ、太刀を見て 雪と見紛う 沸匂かな
詠み人=瓢戸斎

【句のエピソ−ド】
織田信長は光忠を愛し、28振りから33振り所持していたと伝えられている。
信長の華やかな好みが刀剣にも表れている。

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