鑑定刀テーマは、変化する形状。
寛文・元禄・天文年期と江戸期の刀の移り変わる形状の特徴・見分け方
1号刀の長谷部国重の刀は極稀で地は美しく品良く、刃文は湧きあがる幽玄な強さを感じました。
名品美術観賞の1振りでした。
また、泰龍斉宗寛造之は最も長寸で出来は横目映りなど付く典型的作風をなし傑出していた。
鑑定の勉強に最高の泰龍斉宗寛でした。
【句のエピソード】 すがすがしく、甘く香る風に、空を見上げれば、鈎状巻雲が浮かび、初夏の訪れを感じました (吹きおくる 青葉の香り 絹の雲)
●5月鑑定刀 長さ:2尺5寸 種別:刀 姿 :身幅広く、重ね厚く、長寸、反り浅く、中鋒延び ごころの典型的勤王刀姿である。三ツ棟。 茎 :生茎 鋩子:乱れこんで、先やや伏しごころに小丸。 刃文:小互の目丁子、足よく入り、匂本位に小沸つき、 砂流しかかる。 鍛え:小板目肌よくつみ、地沸細かにつき、地景入り、 横目映りたつ。 ★ヒント:独特の横目映り。
鑑定刀テーマは、相州伝と備前伝の一族門葉。
正宗の師匠、国光(新藤五)は、相州伝の実質的創始者である。 新年1月と今回は異なる、2回目の国光(新藤五)を拝見して特徴・見所を、理解する貴重な機会を与えられました。
その弟子の正宗の十哲の刀工の一人、長義の鑑定刀が出題されました。長義には本阿弥光徳1556から1619江戸時代の刀剣鑑定家の極めがあり勉強になった事でしょう。
美濃国関に於いても正宗十哲の刀工、金重がいる。
廣光の皆焼は、室町時代には全国的に皆焼が人気を発し流行し、関刀匠の作刀にも影響され皆焼が見られる。
1号刀に来国光・来国俊・の入札ありました。 基本とする地刃を凝視する事。
【句のエピソード】 春彼岸、桜の蕾は膨らみかけていたが開花が待ち遠しく (春彼岸 つぼみ膨らみ 待つ桜)
●3月鑑定刀 長さ:2尺1寸 種別:刀 姿 :庵棟・反り少なく 元先差なく 茎 :大磨り上げ無銘 鋩子:乱れ込んでやや掃きかけ返る 刃文:大模様に互の目。丁子交え、表裏に同じ特徴ある 刃文を焼き、足・葉は入る。 鍛え:小板目つまり地沸、乱れ映り立ち。 ★ヒント:相伝備前
平成24年霜華塾・懇親会は「ル・パラディ」6階から犬山城を望みながら懇親を深めま した。
鑑定刀のテーマ・ 地と映り鑑定の基本となる名刀揃い。
短刀の名手、新藤五国光は「簡潔美」でした。 丹波守吉道は傑作。
その中、出席された方から鑑賞刀の提出に鎌倉期の特徴を備えた備前刀でした。記憶に留めておくと良い1振りです
平成23年の霜華塾の総括" 鑑定刀は名刀揃いの中、「最上作の刀匠にしては出来は充分ではないと見識した」と発言がありました。 この見解は、審美眼を養う霜華塾の方針に添え、成長した塾生にうれしく思いました。これも最上級の鑑定刀の成果です。
先生と塾長から天地人位賞 名物刀剣 7冊 鍔1点・目貫 2点 塾生から目貫 1点
【句のエピソード】 冬空にくっきりとオリオン座の一直線に並ぶ三つ星の輝きは、金筋冴えた直刃は国光のよう。
(三つ星に 一筋光る 冴ゆる夜の)
●1月鑑定刀 長さ :9寸 種別:短刀 姿 :庵棟、無反り 茎 :生ぶ、目釘孔二 鋩子:直ぐに小丸に返る 刃文:直ぐ刃小沸つき、金筋入る 鍛え:地沸・地景良く付く。 ★ヒント:短刀の名手は後に相州伝の名匠を生む