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霜華塾 新着情報
2005/11/6 霜華塾 霜華塾についてはこちら
塾生のご協力を得て今年7回目の開催ができました。
今年も名刀を塾生の皆様と拝見できたことを嬉しく誇りに思います。今までに源清麿を10回以上鑑定刀で拝見したと記憶に残っています。お力添えに感謝申し上げます。

今回の鑑定刀に「源正行」「日置光平造」と、珍しく稀少な刀では、「肥前住藤原忠国の合作」「兼元・兼音の合作」など他、数振りの出題刀。
今回は先生が工夫を凝らしいつもとは違いました。
テーマは当時の名刀と後の時代に写した名刀の比較でした。当てようとする邪念は危険。「並ぶ順序いつも同じなら当りだったのに」などと思い込みがありましたね。初めてのことで少し戸惑いが。

今年最終のテストでした。それぞれ時代の違う名刀には作者の個性とその時代特徴と地刃の違いのお勉強でした。
晩秋らしく生花に柿が生けてありました。
柿と言えば美濃名産、蜂屋柿蜂屋といえば蜂屋兼貞が知られています。福島県にも蜂屋柿があるそうです。

多分刀匠が美味しい蜂屋柿を大切に植え育て食べる度に美濃を思い出したことでしょう。
11月の鑑定刀
長さ:2尺4寸
種別:太刀
鋩子:二重に小丸に返る
刃文:蛙の子丁子に互の目乱れに高低差あり金筋あり小沸え良くつく
樋彫り:掻き流し
地:小板目に杢交じる乱れ映りが鮮明つく
茎:区おくり
ヒント:刃文にあり茎したに銘あり
【答】9月鑑定刀・・・・・盛光 応永十三年
                        
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2005/9/18 霜華塾 霜華塾についてはこちら
桜葉も色付きはじめ秋風が小さな秋を誘うそんな今日この頃です。
今回の鑑賞刀は国・時代の特徴の南北朝から江戸末までの鑑定刀で、姿などの特徴が良く分かり、今までのおさらいでした。
室町時代の国同じでも応永時代と末期との刃の違いなど勉強になりました。
9月の鑑定刀
長さ:1尺1寸
姿:身幅が広くやや先に反りあり重ね尋常
鋩子:乱れて小丸に返る
刃文:皆焼 互の目に丁子乱れと飛び焼 砂流しよく付く、金筋あり
沸え出来
地:板目に柾がかる鍛え・地景ともに顕著に良く現れる
茎:生茎短く 年号あり
樋彫り:棒樋につれ樋ある
ヒント:応安年号あり
【答】7月鑑定刀・・・・・備州長船法光文安三年
                        
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2005/7/17 霜華塾 霜華塾についてはこちら
暑い日がつづく中、多数出席者で鑑定会が行なわれました。

塾生の皆様の熱意おかげで出席者も多くなり、今までにトラブルも無く無事に開催しています!
入札の札をを拝見しますと、今までにお勉強していた事が分かる札もある。

以前から刀が好きでだった。ようやく自分の時間が作れるようになったと語る塾生も入る。

1人だけ(之定・兼定)を当てた彼は熱心に勉強したかいがありましたね。先人としてこれから名刀の素晴らしさを伝得てほしい。

今回は初心者の方、ガンバリましたね難しい刀を一ノ札で見事当りでした。
今回は姿の見方に反り(先反り)(棒反り)(腰反り)など刀の姿の見方の基本ですが、意外に難しいのは反りです。個人により多少見解の違いなど微妙な所もある。
入札の合間にコーヒータイム。

持参の拵え・珍品などご披露して戴いて有難う。これからも楽しみにしています。
7月の鑑定刀
長さ:2尺
姿:反りが少ない
鋩子:乱れて小丸に返る
刃文:互の目に肩落ち互の目交じり匂いでき
地:杢目地沸えつき細かく付き乱れ映り顕著に現れる
茎:生茎
樋彫り:棒樋につれ樋ある
ヒント:地と樋で国と時代が分かるのでは
【答】5月鑑定刀・・・・・備州長船元重
                        
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2005/5/8 霜華塾 霜華塾についてはこちら
今年4回目の開催で欠席の方も少なく

30人程出席いただきました。
今回はテーマがありました。

備前長船系の鎌倉末期から室町時代末期までの出題刀でした。
同系の各時代の刀匠による作風の違い。
地・映り・姿・地斑・小沸えそして匂い。
また、映りはない刀匠、
備前は匂い本位ばかりではなく、備前の小沸えなど、とくに備前刀は、映りが分からないのでは鑑定の第一歩が踏み込めないのです。



今回の鑑定刀と同じ刀匠の作・茎も折り返し銘で銘ぶりも同じ物の図譜を掲載いたしました。
ご参考までに拝読ください。
【答】3月鑑定刀・・・・・長光
5月の鑑定刀
長さ:2尺3寸
姿: 踏ん張なく反り8分
鋩子:浅くのたれ三作鋩子に中切っ先
刃文:小沸えでき肩落ち互の目あさく細かく、
    尖り刃に互の目乱れる、金筋・葉はいる
地: 地沸えつき乱れ映り美しくつき地斑あり
茎: 折り返し銘
ヒント:肩落ち互の目を得意とする
                        
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2005/3/27 霜華塾 霜華塾についてはこちら
春なのに犬山城の木々も寒いー

早く桜 咲いて
毎回々名刀揃い

名刀図鑑を詳解しているようなもの

金筋・乱れ映りのお勉強になる
見事な自身彫りに、長さ・身幅は充分で国は?
誰だろ? 時代? 2ノ札から迷いはじめる??
時代は当るが・・・・・・・

姿から刃文から時代・国を探る貴重な経験になった自身彫りの見かたなどこの物を拝見できることは稀、稀少の物当った人は一人でした。
3月の鑑定刀
長さ:2尺3寸
姿:腰反り高く踏ん張りあり
鋩子:中切っ先
刃文:蛙の子丁子、丁子互の目交じり金筋よくはいる
地:小板目つみ地沸えつき乱れ映り美しくつく
茎:太刀銘
ヒント:三光の一人
【答】2月鑑定刀・・・・・康光
                        
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2005/2/28 霜華塾 霜華塾についてはこちら
犬山市シティーマラソン大会があり、姉妹都市カルフォルニヤ州デェービス市の人達が、同ホテルにて思いがけない刀の鑑賞会にて日本の文化に触れ合い、先生からも説明を受け、名刀に触れ良い出会い、思い出ができたと感動していました。
若者達が熱心であることが喜ばしい

今回は室町時代から新刀・新々刀の沸え匂いの違いのお勉強。
清麿の17歳の処女作を拝見させていただきました。

さすが天才です。
2月の鑑定刀
長さ:1尺5寸
姿:先反り付き、身幅のわりに寸延びる
鋩子:乱れてとがりやや深く返る
刃文:匂いに小沸えがからみ丁子に腰開き互の目に
地:鮮明な乱れ映りあり小板目に地沸え良く付く
彫り:二本樋と五字の彫り
ヒント:今回は刃文・姿・映りに良く出ています
【答】1月鑑定刀・・・・・丹波守吉道
                        
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2005/1/9 霜華塾 霜華塾についてはこちら
新年会に多数お集まりいただきました

新成人達、美しい姿が華やぐ
新年の鑑定刀

姿の特徴を見ている
<談話>
1号刀の国は何処だろうか
在銘との事?????寸法が短い
大磨上無銘と思ったが?・・・
来・綾小路・粟田口などの答えはイヤ
だが悪い見方ではない
五幾内ではない。映りが・・・???
やはり地金が違う
鑑定の勉強には、本は大切
新年鑑定入札発表
天位賞 佐藤
地位賞 福田
人位賞 高島

入会して半年あまりだか熱心で素直な見方が良かった
1月の鑑定刀
長さ:2尺4寸
姿:反り浅く、鎬造り
鋩子:直ぐにのたれて強く返る
刃文:鮮明な簾刃に砂流しさかんにかかる
地:板目に柾がかり地沸え良く付く
ヒント:今回は刃文・鋩子に特徴が良く出ています
【答】11月鑑定刀・・・・・国広
                        
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