「吉野山」 |
関刀匠の刀祖大和伝の故郷、大和吉野山は桜の名所として有名です。その御歌の吉野山とは、「大和伝の刀と桜花」を意味して、見立てて表現している。 |
「雪の刃」 |
「刃雪」「雪」焼き刃の(沸え・匂い)を意味している。 |
「花の吹雪」 |
沸え・匂いが(吹雪き)のように、散ってついていることを意味している。
別名、飛び焼き、または皆焼きとも言う。 |
「雪の吹雪」 |
刀剣の代名詞。沸え、匂いが吹雪のように、散ってついていることを言う。
≪例え≫(濃州関住兼則・他新刀) |
「山これが山」 |
刃文を意味している。 |
「雪山」 |
刀の鋩子に沸えが多く積もる様に見えることを言う。 |
「ええがな」 |
いいなー・良い(関の方言) |
「雪教え」 |
笹の葉に初雪が降ったように、真っ白な沸え、匂いが豊かにつくことを言う。 |
「霜華」 |
刃文が純白で美しく輝く初霜の花にたとえた。 |
「秋水」 |
刀の澄み切った光を秋の濁りない水にたとえた。前者・共に刀剣の代名詞です。 |