■春日神社の奉納舞 [吉野山]
を刀剣専門家として解く
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春祭り、旧4月15、16日に、現在では4月第3(土・日)に春日神社のお祭りがあります。
春日町二丁目には、本殿の前にて、御歌(吉野山)のお神楽を奉納する。
刀(真剣)を持ち奉納舞いをする。以前には、獅子頭は鹿頭で鹿の舞いであった。
この奉納舞こそが、刀匠の舞である可能性が高い!
現在は、神楽獅子の刀の舞いは五色の紙幣にて清浄に祓い招福除却の神楽ありとして、五色の紙幣を吹雪の様に散らす。
おそらく明治時代から現在までにいたるまで、吉野山の御歌は、「吉野山雪かと見れば花の吹ぶきかな」の意味と理解している様だが異なる、このままでは、(大和の吉野山を見れば桜花が雪のように吹ぶいている)としての理解になってしまう。
現在の、吉野山の舞いと、御歌が一致しない。
そこには、歴史や文化が何も見えてはこない。
このまま脈々と舞を続けて来た事が、現在の文化継承の刃止めとなっている原因の1つとではないかと心し、「松尾芭蕉と宜竹と吉野山♪〜の関係」についても、「吉野の山を雪かと見れば、雪ではあれで、や、これの、花の吹雪よの」の引用ではなく、郷土の歴史と文化を正しく理解及び自覚する事が、文化継承の根本ではないかと思い、後世に継承を願いたく、関の伝統文化、歴史、舞の振り付けなどを、尊重して、刀剣知識と共に、「奉納舞い お神楽の御歌 吉野山」を、解き明かし、説明致します。
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