無銘(高田)(切付銘:友清摺上)保存刀剣鑑定書 拵え付

Katana Munei(Takada)

鑑定:財団法人:日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書
種別:刀
時代:豊後国高田(現:大分市鶴崎近辺)
国:室町末期 文明1470年ごろ
銘:無銘

※居合用拵え・諸工作、承ります。詳しくはお問い合わせをお願いします。
※画像が荒くご容赦の程

¥480,000 (税込)

本作の(高田)の制作期間は、鑑定書は室町末期から江 戸時代初期を「新古境」いい、これを(高田)という。当店ではこの作は室町末期の平高田と鑑みる。高田物では古刀は室町時代のものを平高田と言い、新刀期以降を藤原高田と俗称する。南北朝時代には同国高田の地に友行が出現して豊後高田の始祖として名高く、豊後友行一門には友光・時行・重行らがおり、南北朝時代を通じて名品を遺している。

本作の切付銘ついて(切付銘:友清摺上)は、この刀を摺り上げた人です。友清については高田に豊後藤原友清という寛文に一名の刀匠銘の記録がある。現存する作は一作だけで資料が少ない。友清が寛文ごろに摺り上げたのではないかおもわれる可能性もあり、今後の課題。本作の(高田)の体配は、豪壮で気品もあり気迫ある刀です。地刃健全

 

鑑定書

財団法人:日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書

種別

豊後国高田 (現:大分市鶴崎近辺)

時代

室町末期 文明1470年ごろ

無銘

茎裏

友清摺上

摺り上げ

寸法

二尺四寸六分強 76.0cm

反り

五分五厘 1.6cm

目釘穴

二個

白鞘

白鞘つくり

形状

鎬作り、庵棟、長寸であり、身幅広く・鋩子中切っ先、反り尋常、豪壮である。

刃文

直刃主調に少しのたれ、匂いに沸え絡み、小足よく入りる

鍛え

板目に大肌交じり、しらけ映りあり。

鋩子

小丸に返る

元幅

3.2cm

元重

0.7cm 強

先幅

2.4cm

はばき

金色絵銅下地一重

刀身重量

900g

樋彫り

なし
(樋彫りした場合100g位は軽くなり、掻きとうし、掻き流し、各等より軽量は変わります)

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